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【Close to you】
みなさんこんにちは!
いやー、一気に暑くなりましたね。
梅雨はどこへ行ったのか?
都内をリュック背負って歩いていたら汗だく。
6月ってこんなんでしたっけ?すでに夏バテしそうな勢いです。
みなさんも体調にはくれぐれもお気をつけくださいね。
さてさて、今月の月刊ゴツプロ!いってみましょう!!
まず最初のトピックスはあれですよね。
我らがゴツプロ!主宰 塚原大助が遂に明治座の舞台に立ちました!!
![ogimg700 ogimg700](https://sub2.52pro.info/wp-content/uploads/2018/06/ogimg700.jpg)
もう観られた方もたくさんいらっしゃると思いますが、【銀河鉄道999】です。
僕らの仲間が明治座に立っている。
これは本当に嬉しく、そして誇らしいです。
明治座ってそんなにすごいんだ?って思う方もいると思いますが…
半端なくすごいんです。
しかもアンサンブルではなく本役で。
さらにはやったことないミュージカルで!!
これってちょっとした演劇界の奇跡。
![IMG_0650_700 IMG_0650_700](https://sub2.52pro.info/wp-content/uploads/2018/06/IMG_0650_700.jpg)
だってこんなのが立つんですよ。
こんなの相撲くらいでしか見ないですよ(笑)
いやはやですよ。
芝居も長いことやってると何があるかわかりませんね。
なもんですから、夢はずっと追いかけないと。
きっと叶うと信じて…
そんな奇跡のような舞台を是非みなさんも観てやってください。
![IMG_0648 IMG_0648](https://sub2.52pro.info/wp-content/uploads/2018/06/IMG_0648.jpg)
慣れないつけ髭で、塚原大助!頑張っております。
チケット料金はお高めですが、値段に見合った素敵な舞台が見れること必至。
来月は北九州公演、そして大阪公演もありますので、関西、九州地方にお住いの方もよろしくお願いします。
そして、ここからはタイトルの【Close to you】
僕たちゴツプロ!は四月に初のキャストオーディションを開催しました。
![slide_mob](https://sub2.52pro.info/wp-content/uploads/2018/06/slide_mob_2.jpg)
新しい出会いを求めて、刺激を求めて、さらに高みを目指して。
こんな条件で求めたのです。
【応募資格】
❶演劇経験のある20歳以上の男性(今回は女性はごめんなさい)
❷一緒に芝居を作っていくエネルギーのある方(クールでも可)
❸動員が150名以上見込める方(そういう熱意のある漢!!)
動員が150名以上〜これってかなりのハードル(汗)
でもね、僕らはそれくらいの気概が欲しくてね。
そして、それくらい日頃からエネルギッシュに人と繋がってる人と一緒に演りたかったのです。
こんな条件付でしたから、誰も応募がなかったらそれはそれで仕方なし!と思っていました。
それが蓋を開けてみると、結構な方々に応募頂きましてね。
いざオーディション開催となったのです。
1回目のオーディションでは、ゴツプロ!旗揚げ公演の【最高のおもてなし!】の抜粋をやってもらいました。
ここで、審査をさせてもらい、その後数名でワークショップ形式オーディションに突入。
ワークショップ形式というのは、数日かけて、みんなで稽古しながらオーディションをやっていく手法です。
一発のオーディションで決めるより、人となりもわかるし、芝居の作り方、取り組み方、得意分野、苦手分野もわかります。
コマーシャルなどはイメージ優先なので一発のオーディションで合否が決まることがほとんどですが、さすがに舞台は共に作品創りを時間をかけてやっていきますから、人となりも大事!
と言うか、それが一番大事!!
そしてやっとタイトル!
【Close to you】です。
その昔、知る人ぞ知るゼロ公演。
ゴツプロ!旗揚げ公演前に前哨戦として、カフェ公演に参加させてもらったのです。
主宰の塚原大助と浜谷康幸の二人芝居。
そのタイトルが【Close to you】!!
ゲイカップルが事故をきっかけに離れ離れになり、10年後カフェで再会するお話。
カーペンターズが歌う名曲【Close to you】が劇中に登場します。
思いやりがあり、やるせない想いがあり、愛情に溢れてるとっても素敵な作品。
実はこの作品。
ゴツプロ! 最初のワークショップのために海さんが書き下ろした作品なのです。
当時はまだ海さんも僕らがどんな芝居をするのか知らなかったので、脚本を書く上で知りたいということでワークショップをやりました。
二人芝居をパートナーを決めて、海さん演出の元、稽古したのです。
その時のことは今でもはっきりと覚えています。
感情がぐわんぐわん動きました。
4組の【Close to you】はそれぞれに個性があって、観ていても面白く。
素敵な稽古だったんです。
ま、その時はまだタイトルなんてなく、ただのワークショップ台本だったのですが、カフェ公演時に【Close to you】として生まれ変わりました。
また、このタイトルがすごくマッチする作品なんです。
僕らにとって、それはそれは大事な作品になりました。
いつか、みなさんの前でもお披露目できたらいいなぁ。
誰が誰と組んだかは秘密ってことで!想像してみてください(笑)
前置きが長くなりましたが、この大事な作品を今回のワークショップオーディションで使ったのです。
初めはオーディションメンバーで組んでもらい稽古しました。
海さんの細かい演出が入って行きます。
それはそれは濃密な稽古で、オーディションを忘れ、普通に舞台稽古している感覚になりました。
数日を共に過ごし、後半戦はゴツプロ!メンバーと組んでの【Close to you】。
これは僕らメンバーとの芝居の相性を見たいという意図です。
はっきり言って、緊張しました(笑)
いいとこ見せなきゃ!みたいなのも、もちろんあります(笑)
いろんな方と組ませてもらって、それぞれと会話して、めちゃくちゃ楽しかった。
そして、オーディションメンバーが変わっていく様がまた嬉しくもあり、頼もしくもあり。
もちろん僕らゴツプロ!ですから飲みにケーションも忘れません。
飲みでしか話せないこともあるしね。←と言うことにしといてください(笑)
日が経つに連れ、仲間意識すら芽生えてきました。
最後までみんな一生懸命に付いてきてくれた。
本当ならみんなとやりたいけど、そこはオーディション。
最終的に一人だけ!ご一緒することになりました。
これはうまい下手、いい人、悪い人ってことじゃありません。
あくまで次回作品のためだけに。
作品のテーマが違っていたら違う方になっていたかも知れない。
今回のオーディションは僕らにとっても新たな挑戦。
いろんなことが見えて、感じて…とても貴重な体験をさせてもらいました。
そんなオーディションを勝ち抜いた!
![CF211650_f CF211650_f](https://sub2.52pro.info/wp-content/uploads/2018/06/CF211650_f.jpg)
津田恭佑(つだ きょうすけ)です。
みなさま、お見知り置きを!!
ちょっと天然ですが、人一倍ガッツに溢れ、負けず嫌いな気持ちの良い奴です。
彼がゴツプロ!にどんな刺激を持ってきてくれるのか?今から楽しみ。
なんせ、メンバー以外が出演するのは初めてですから!!
ただね、この津田!
![IMG_0649 IMG_0649](https://sub2.52pro.info/wp-content/uploads/2018/06/IMG_0649.jpg)
すでに僕らに溶け込んでいるところが末恐ろしい(笑)
ま、こんくらいじゃないと、おっさん連中に20代一人入っていくのはなかなかね…
そして、嬉しいことが他にも、オーディション組の数人がなんと阿波踊りの踊り手として参加してくれることになりました。
一緒の舞台に立てます!!
これは本当に嬉しかった。
オーディションをやっていなかったら…
誰も応募してくれなかったら…
テーマが阿波踊りではなかったら…
昭和気質が嫌いな平成生まればかりだったら…
ゴツプロ!は次回もおっさんだらけの公演だったかも知れない?!
また新たな風が吹く!
![IMG_0558](https://sub2.52pro.info/wp-content/uploads/2018/06/IMG_0558.jpg)
新生ゴツプロ!お楽しみに!!
しかし飲んでばっかりやな(笑)
つづく…
![CF209312_ffs_mini](https://sub2.52pro.info/wp-content/uploads/2017/08/CF209312_ffs_mini-150x150.jpg)
泉 知束Tomochica Izumi
1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。
![CF209312_ffs_mini](https://sub2.52pro.info/wp-content/uploads/2017/08/CF209312_ffs_mini-150x150.jpg)
泉 知束Tomochica Izumi
1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。